西国三十三所巡礼のご案内 <京都府編②>

今回は、第十五番札所「新那智山 今熊野観音寺 (観音寺)」、第十六番札所「音羽山 清水寺」、第十七番札所「補陀洛山 六波羅蜜寺」をご案内します。

今熊野観音寺は、弘法大師が開いたと伝わっています。弘法大師が錫杖で岩根を叩いて湧き出した霊泉「五智水」が今も残っています。
本尊の十一面観音は「頭の観音様」と呼ばれ、知恵授け、頭痛やぼけ封じに霊験があると言われています。
清少納言が晩年暮らした場所だそうです。
境内のすぐそばまで車で行くことができます。駐車場は砂利で、本堂のある境内までは舗装されています。境内は砂利道となっていますので、車いすの方は移動がしづらいかもしれません。また、本堂と納経所へは階段を上る必要があり、階段下から参拝して同行の方に本堂へ御朱印をいただいてもらいましょう。

清水寺は、世界遺産にも認定されていることもあり、世界的に有名な観光スポットになっています。参拝者の半数以上は外国の方です。
本堂から張り出した「舞台」の高さは約13メートルあるそうです。境内にはこの舞台のある本堂以外にも見る所がたくさんあります。
また、清水寺が素晴らしいのは、観音さまの教え「すべての方を受け入れること」から参道の舗装化やスロープの設置をされて、車椅子でも境内を一周できるようになっています。車いすの方も本堂を参拝できます。事前に連絡をすれば境内に駐車することも可能だそうです。

六波羅蜜寺は、戦で何度も焼失し、源頼朝、足利義詮、豊臣秀吉、徳川家、歴代の将軍によって復興されてきました。歴史の教科書で見たことのある、念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れている空也上人立像があることでも有名です。
六波羅蜜とは、この世に生かされてまま、仏様の生涯に到るための6つの修行で、波羅蜜とは悟りの世界に到ることだそうです。
境内には、金運の御利益がある銭洗い弁財天もあります。また、四柱推命をもとにした占った「開運推命おみくじ」があり、生年月日と性別とから一年の運勢をうかがい知ることができます。
境内は舗装されていていますので、車いすでの移動も可能ですが、本堂と納経所へは階段を上る必要があり、階段下から参拝して同行の方に本堂へ御朱印をいただいてもらいましょう。

次回は京都府にある六角堂、行願寺(革堂)、善峯寺、穴太寺をご紹介します。

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