西国三十三所巡礼のご案内 <京都府編①>

京都府には第十番・十一番、十五番から二十一番、二十八番・二十九番の札所があります。
今回は第十番札所「明星山 三室戸寺」、第十一番札所「深雪山 上醍醐 准胝(醍醐寺)」、そして、番外「元慶寺」をご案内します。

三室戸寺には広い庭園があり、つつじ、紫陽花、蓮、紅葉と四季を通して美しい花を楽しむことができます。
境内には、勝運祈願の宝勝牛があり、口の中にある球を触ると勝運が開けると言われています。
舗装もされていて車いすの方も移動はしやすいのですが、残念ながら本堂へ行くには階段を上る必要があります。寺務所でも聞いてみましたが、階段を上るしかないようです。階段下から参拝し、同行の方に代わりに御朱印をいただいてもらう形となります。

醍醐寺は「五大力さん」として親しまれ、世界文化遺産にもなっています
観音堂は本来は上醍醐にあって山を登って参拝するのですが、2008年の落雷による火災で本堂が焼失し、現在は下醍醐・伽藍内の観音堂で参拝します。
五重塔をはじめ国宝75,537点、重要文化財430点があり、一部は一般公開されています。
境内は砂利道もあるので、車いすの方は補助が必要だと思いますが、現在観音堂のある下醍醐は道が平坦なので、山上の上醍醐にある時と比べ参拝はしやすいです。

元慶寺には菊家紋があり、花山法皇ゆかりのお寺です。
竜宮城のような山門が迎えてくれます。
とてもこじんまりしたお寺ですが、歴史は古く869年に華山寺として創建され、その後名前を変え現在の名前になったそうです。
境内には百人一首で有名な僧正遍昭とその息子素性法師の歌碑もあります。
山門に数段の階段があり、境内は石畳なので、車いすの方は補助が必要だと思います。次回は滋賀・京都編をご紹介します。

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