西国三十三所巡礼のご案内 <奈良県編>

良県内には、第六番札所「壺阪山 南法華寺(壺阪寺)」、第七番札所「東光山 岡寺(龍蓋寺)」、第八番札所「豊山 長谷寺」の4礼所と番外「法起院」、第九番札所「興福寺 南円堂」があります。

第六番札所の壺阪寺は、インドで作られた高さ20mの大観音石像と大涅槃石像、そして高さ15mの壺阪大佛があり、大迫力のお寺です。
他にもインドの画家が描いたお釈迦様の一生を描いた絵もあり、とても勉強になります。
本堂には十一面千手観世音菩薩があり、古くから目の観音様として信仰を集めています。
壺阪寺は山の上にあるので階段が多いのですが、本堂までは電動リフトが設置されているので、車いすの方も安心です。
残念ながら大観音石像までの道には電動リフトが設置されていませんが、境内からでも大観音石像の大きさを体感することはできます。

第七番札所の岡寺は、山の中腹にあり、坂を上ると重要文化財に指定されている鮮やかな朱色をした仁王門があります。
本尊の如意輪観音座像は、弘法大師の作と伝えられています。また、日本最初の厄除け霊場だそうで、鐘楼堂では自由に鐘をつくことができます。
本堂は急坂を登ったところにあるのですが、車いすの方は仁王門の前まで車で行き、そこから防災用の道を利用して本堂まで行くことができるので安心です。

第八番札所の長谷寺は10mある十一面観世音菩薩が有名です。また、四季折々の花が咲くお寺としても有名です。
長谷寺は山の上にあるお寺なのですが、駐車場から車で本堂まで連れて行ってくれるそうです。車いすの方にとってとても親切なお寺です。
長谷寺の近くには番外の法起院があります。境内には郵便はがきの語源になった「はがきの木」があります。葉の裏に願い事を書くと、願いが叶うと言われているそうです。

第九番札所の興福寺は奈良公園の近くにあるお寺で、国宝の五重塔と東金堂がありとても有名です。観光地だけあった境内は外国人と鹿がたくさんいます。
納経所で御朱印をいただいた後、ドライヤーが設置されているので乾かすことができます。
駐車場から本堂の南円堂までは砂利道なので、車いすの方は注意が必要です。

次回は京都と滋賀編をご紹介します。

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