西国三十三所巡礼のご案内 <岐阜県編>

今回は西国三十三所巡礼満願のお寺となる岐阜県内にある第三十三番札所「谷汲山 華厳寺」をご案内します。

華厳寺は、「谷汲さん」の名で親しまれています。西国札所の中で最も東にあります。 西国三十三所巡礼33番目の札所で、広い境内は巡礼の満願・結願の寺として厳かな雰囲気があります。
運慶作の金剛力士像が立つ仁王門の山門があります。そこから真っすぐ本堂まで伸びる800m参道を歩いていると、これで巡礼も最後となる寂しさと達成感が入り交じり歩みが少し遅くなります。

本堂で参拝後、納経所で満願であることをお寺の方にお伝えすると、納経帳に3つの御朱印を受ける間に笈摺堂と満願堂を参拝することを教えていただきました。
満願堂にはたぬきの石像がたくさん立っています。たぬきは「他を抜く」と言われて縁起が良いので、満願成就した人々が奉納したそうです。

本堂には「戒壇めぐり」があります。本堂から階段を下り、真っ暗闇の中を右側の壁を触りながら歩きます。途中にある数珠を触ると極楽浄土に行けるそうです。真っ暗闇の中を歩いているといつの間に屈んで歩いていることに気づきました。

山門から本堂まで続く800mの参道の途中から石段となるので、車いすの方の参拝方法についてお寺の方にお聞きしたところ、残念ながら石段を上る以外の方法はないそうです。満願のお寺だけに非常に残念ですが、石段の下から参拝し、同行の方に本堂へ御朱印をいただいてもらいましょう。

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